4連敗でオズワルド・オリベイラ前監督(68)との契約を解除し、大槻毅新監督(46)が現場復帰して就任した浦和レッズが、新体制初陣のアウェー川崎フロンターレ戦の先発メンバーを発表した。

 

【GK】

西川周作

【DF】

岩武克弥、岩波拓也、マウリシオ、槙野智章

【MF】

武藤雄樹、青木拓矢、柴戸海、宇賀神友弥

【FW】

興梠慎三、マルティノス

 

0-4で惨敗した先月26日のホーム・サンフレッチェ広島戦(埼玉)から一挙5人を変更。大槻監督が指導を始めた29日から3日連続で練習を非公開に変え、ベールに包まれていたメンバーが明らかになった。鈴木大輔、森脇良太、山中亮輔、エヴェルトン、長沢和輝が外れて大卒ルーキーの岩武らが抜てきされた。DF登録は4人だが3バックとみられ、右ストッパーに岩波、右ウイングバックに岩武が入る。前線は1トップ興梠に、武藤とマルティノスが1・5列目の2シャドーとなった。

また、オールバックの「組長」スタイル“封印”を宣言し、前日31日にはツーブロックの新ヘアを披露していた大槻監督の髪形は2019春夏のトレンド「王道ツーブロック×大人オールバック」に。会場到着時にチームバスから降り立った際、こちらもベールが外された。格好は黒の背広でもジャージーでもなく、白の半袖シャツだった。

初采配で挑むは、リーグ2連覇中で今季も前節2位に浮上した川崎F。どこまで戦う姿勢を取り戻せるか注目される。