南米選手権に出場した日本代表としてブラジル遠征していた北海道コンサドーレ札幌FW菅大輝(20)が28日、チームに合流した。

前日27日に帰国し、新千歳空港に到着したのは夜遅くだったが、さっそく札幌・宮の沢での練習に18日ぶりに参加した。初のA代表入りで代表デビューが期待されたが、全3試合で出場機会はなかった。「一番は試合に出られなくて悔しい思いをしたけど、ベンチでトッププレーヤーの選手のプレーを見られていろいろ学ぶことはあって良かった」と振り返った。

気持ちを切り替え、悔しさをリーグ戦にぶつける。30日アウェー仙台戦(ユアスタ)へ「行く準備はしている」と、気合十分だ。主力の復帰を待ち望んでいたミハイロ・ペトロビッチ監督(61)からは「チームでやるべきことをやって」と求められ、「しっかりやれれば」と受け止める。出発前から3キロ減量して引き締まった体で、鬱憤(うっぷん)を晴らすキレキレのプレーを見せる。