ヴィッセル神戸が川崎フロンターレに打ち勝ち、2大会ぶりのベスト8進出を果たした。

神戸は前半38分、DF西大伍(32)の右サイドからの折り返しをMF山口蛍(28)が右足で合わせて先制。さらに同ロスタイム、ドリブルで切り込んだMF小川慶二朗(27)からのパスをFW古橋亨梧(24)が最後は滑り込むように左足で2点目を決めた。

後半18分にもFW小川がハーフウエーライン付近からドリブルで持ち込み、最後はGKの股の間を抜くゴールで追加点をあげた。同35分には長期離脱していたFWルーカス・ポドルスキ(34)が約3カ月半ぶりの出場を果たした。

川崎Fは後半25分にエースFW小林悠(31)が、同40分にはDF車屋紳太郎(27)のゴールで1点差まで詰め寄った。2年連続J1王者の意地を見せたが、及ばなかった。