勝って、J1残留への望みをつなぐ。リーグ最下位に沈むジュビロ磐田が14日、19日の次節ホーム・サガン鳥栖戦(ヤマハ)に向けて練習を再開。磐田市内で約1時間半の調整を行った。勝ち点10差で追う16位鳥栖との直接対決。フェルナンド・フベロ監督(45)は「最後に残されたチャンス」と位置づけ、「最高の11人を選べるようにしていきたい」と強調する。この日も、終始厳しい表情で練習を見守った。

11日にヤマハスタジアムで行った松本山雅FCとの練習試合に1-0で勝利。指揮官は「長い時間、試合を支配できた。DF面もアグレッシブだったし、点が取れたことも大事な要素」と手応えを示す。リーグ戦ではホーム6連敗と苦しい状況だが、鳥栖とは過去5度対戦して3勝2分けと相性は悪くない。フベロ監督は「開始1分から勝ち点3を取るためにやり続ける」と、必勝を期した。【前田和哉】