前節まで4位の大宮アルディージャはJ1昇格を争う首位柏レイソルに2-1で逆転勝ちした。

前半3分にMFマテウス・サヴィオに先制点を決められたが、同42分に中盤でのインターセプトから最後はMF奧抜侃志がGK中村航輔をかわして右足で決めて同点。この1点で流れに乗ると、直後の同44分には左サイドの崩しから最後はゴール前に詰めたMF茨田陽生が逆転弾を決めた。

負けられない柏もハーフタイムにDF高橋峻希に代えてDF川口尚紀、FW江坂任に代えてFWジュニオール・サントスと一気の2枚替えで巻き返しをはかった。それでも大宮はホームの大声援を受けながら最後まで体を張った守備で対抗。試合はこのまま終了し、大宮が貴重な勝ち点3をもぎとった。敗れた柏は今節でのJ1昇格決定は持ち越しとなった。