仙台市出身のサンフレッチェ広島MF吉野恭平が来季、ベガルタ仙台に新加入することが決定的となった。

ボランチやセンターバックを主戦場とする25歳。守備の選手ながら足元の技術がストロングポイントだ。各年代別代表にも選出され、16年のリオ五輪代表候補にも挙がった。今季のリーグ戦は16試合に出場。開幕から12戦連続先発で好調なスタートを切ったが、7月以降は出番が激減し、2試合の出場にとどまっている。

東京Vユース育ちで13年に日本代表MF中島翔哉(ポルトガル1部ポルト)や名古屋MF前田直輝らとともにトップチーム昇格。11年の日本クラブユース選手権、12年のU18プレミアリーグEAST優勝にも貢献している。14年に広島に加入し、その後、J2東京VやJ2京都への期限付き移籍を経て18年に広島へ復帰。地元で再起を目指す覚悟だ。