日本サッカー協会(JFA)田嶋幸三会長(62)の新型コロナウイルスへの感染が判明して一夜明けた18日、ガンバ大阪でも感染拡大防止の声が改めてあがった。

山内隆司社長(62)は「クラブとしても、気を引き締めたい」と報道陣に話した。別の幹部は「今後もJリーグの指針に従って、対処していくだけ」と感染防止に努めると強調。3月に入って、クラブのスタッフで田嶋会長と接触した者はいないという。

現場を預かる宮本恒靖監督(43)は、この日の練習後に「これだけ、世界に広がっていると大変です」と言葉少な。MF遠藤保仁(40)は「(田嶋会長は)世界を飛び回っている方なので、それだけリスクはあると思う。これ以上感染が広がらないでほしい」と願い、開催が不安視される東京オリンピック(五輪)には「代表に内定している選手もたくさんいるし、やってほしいとは思う」と話していた。