清水エスパルスの山室晋也社長(60)が25日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で公式戦の再延期が決定したことを受け、静岡市内のクラブハウスで取材に応じた。清水が新たに延期対象となる試合は公式戦9試合。山室社長は「新型コロナが収束へ向かわない中では、やむを得ない判断だと思う」と冷静に受け止めた。

J1は、5月9日の再開を目指すと発表した。ゴールデンウイーク明けの、1カ月以上先に期限を設定。その点について山室社長は「選手のコンディションを考慮した。マスクや消毒液など、物資面でも万全を期すため」と話した。

再開後もスタジアム内で密集をつくらない工夫をするほか、肩組みや大声での声援など、応援スタイルの変更を引き続き協議していく。また、J2は5月2日、J3は4月25日の公式戦再開を目指すことも発表された。