J2ジュビロ磐田は7日、クラブの公式ユーチューブチャンネルで練習の様子を「生配信」した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、練習を見学できないサポーターに向けたサービスで、クラブでは初の試み。午前10時過ぎからのウオーミングアップからゲーム形式メニューまで約2時間、映像を流した。

クラブスタッフが2台のカメラを使って撮影。臨場感ある選手の動きを伝えた。練習後にはフベロ監督(46)がインタビューに応じ「いい練習ができている。いつリーグが再開されてもいいように準備を進めていきたい」と強調。活動を一時停止しているクラブもある中で、磐田は感染予防を徹底しながらトレーニングを続けている。FW小川航基(22)も「苦しい時期に団結することが大切。一緒に乗り越えていきましょう」と呼び掛けた。

平日の配信にもかかわらず、多い時で約600人が視聴。「選手の元気な姿に朝から癒やされました」「無事に再開できるのを祈りたいです」などと反響も大きかった。この日の映像は、7日間試聴可能。9日の練習の様子も、同チャンネルで配信する予定になっている。【神谷亮磨】