浦和レッズGK西川周作主将(33)が27日、さいたま市の大原グラウンドでのチーム練習再開に合わせてオンライン会見に臨み、公式戦再開に向けて「1つ希望が見えた」と明るい表情を浮かべた。

4つの少人数グループに分かれ、ボールを使ったフィジカル系トレーニングをはじめ、シュート練習なども消化。久しぶりに器具を使用した筋力トレーニングにも取り組んだという。6月下旬、あるいは7月初旬のJリーグ再開を見据え、来月からはチーム練習も本格化しそうな段階に入り「もうじき、みんなでトレーニングする日も近いづいている。いよいよだなという新鮮な気持ちがあります」と声をはずませた。

緊急事態宣言による自宅待機中には新型コロナウイルスに関する話題が中心。スポーツの力、サッカーの力を信じている西川は「これから浦和レッズも、他のクラブも、Jリーグも、みなさんに明るい話題を提供していくと思います」とポジティブに話した。

また緊急事態宣言が解除されたことを受け「一番、気をつけないといけない時期。外食もしない方がいいと自宅で食事を取っています。自分たちが感染しない、させないことが医療従事者の方に迷惑をかけないことになる。自分たちの行動が重要になってます」と感染対策を意識することも忘れなかった。