FC東京は26日に敵地で鹿島アントラーズと戦う。24日の都内での練習後、DF室屋成がオンラインで取材に対応し、百戦錬磨の相手を警戒した。

鹿島はザーゴ体制で開幕からつまずき、現在リーグ17位と苦しんでいる。室屋は18年に鹿島戦で自身のJ1初ゴールを記録するなど苦手意識はないが「マリノス戦での大勝を見ても、個の力は高い。なんとかできてしまう選手がそろっている。ひとつでも気を抜けばやられる」と油断はない。

対人プレーでの強さに加え、右サイドバックからの積極的な攻撃参加も持ち味。前節のアウェー札幌戦でも途中出場ながら得点し、チームに勝ち点をもたらした。「自分も攻撃で違いを出したい。高い位置をとって押し込めるかが重要になる」と、右サイド制圧を誓った。