セレッソ大阪は7日、かつて在籍し現在はスペイン1部エイバルの元日本代表FW乾貴士(32)の依頼を受け、児童養護施設12カ所に文房具などを寄贈すると発表した。

C大阪は12年度から乾の依頼で「INUIシート」を設け、ホームタウンの大阪市、堺市の児童養護施設から招待してきた。今年は新型コロナウイルス感染症予防のため、招待を断念。乾からC大阪を通じて、文房具などを贈ることになった。

乾はC大阪を通じ「サッカー、そしてセレッソ大阪に興味をもってもらいたい、もっと好きになってほしいと思って始めた『INUIシート』ですが、今年は本当に残念ですがコロナのことがあり、クラブと相談して招待を取りやめることにしました。僕自身もサッカーができない時期もあって本当に辛かったですが、皆さんにもほかにもいろいろと我慢していることがあると思い、少しでも元気なってもらえればとセレッソのグッズをプレゼントさせていただくことにしました。スタジアムには来てもらいえないけど、セレッソのグッズを見て思い出してもらい、頑張っている選手たちを応援してほしいです。選手たちには優勝を目指してさらに頑張ってもらいたいです!」とC大阪の選手へのエールも含めたコメントを出した。