FC東京の長谷川健太監督(55)が史上2人目となるJ1通算200勝を達成した。

4日の湘南ベルマーレ戦で1-0で勝利。後半33分のFWアダイウトンのゴールを守りきった。「通過点だと思っていますが、選手やスタッフ、関係者の力がなければ達成できなかったと思う。自分に関わったすべての人たちに感謝したい」と話した。

200勝で2位に浮上したが、感傷はない。常日頃から「目の前の一戦に全力を注ぐ」と繰り返す指揮官の目線は、すでに中2日で迎えるルヴァン杯準決勝に向いている。川崎Fとの大一番に向け、この日はDF森重やFW永井ら主力を休ませながら勝ち点3を手にした。川崎フロンターレには今季0-4で敗戦している。

指揮官は「今日の勝利で他のメンバーにも力を送れた。決勝にいけるよう、1つになって全力で戦いたい」と、難敵撃破へ言葉に力を込めた。