北海道コンサドーレ札幌DF田中駿汰(23)が12日、札幌・宮の沢での練習後に取材に応じた。

14日敵地名古屋戦に向け「連勝したら波に乗れる。湘南戦に勝てたのはチームがやり続けていたことが実ったから。自信にもなった」と力を込める。

5戦連続フル出場となった10日湘南戦では、前半42分に相手クリアボールをダイレクトシュート。「何か起これば良いなと思っていた」。ゴール手前でボールの軌道を変えた同期MF金子の1点目をアシストする形となった。「常に持っている」という高い攻撃参加意識で得点を演出した。

加入前の昨年12月、東アジアE-1選手権香港戦で日本代表デビュー。現在オランダ遠征中の同代表は、田中と同じ東京五輪世代からも7人が選出されている。「チームでの活動をしっかりやることが代表につながる」。今季2度目の連勝で、さらにその先を目指していく。