大分トリニータFW知念慶(25)が、今季初の2試合連続無得点を悔やんだ。2試合ぶりに先発したが自信を持つポストプレーが生きず。チーム最多タイのシュート3本も不発で「2試合連続で得点が取れていないので、チームに持ち帰りトレーニングからやらないといけない」と反省した。

残り9試合。シーズン終盤へ向けて「数少ないチャンスを決めるのが一番の役割。ひとつのチャンスに全力で飛び込むしかない」と危機感を募らせた。

決定力不足を露呈した前節の10月18日G大阪戦以来、約2週間もの準備期間があったが、それでも結果につなげられなかった。

浦和自慢の両サイドを起点にした速攻カウンターなどを警戒し過ぎたのも一因で、これで4試合連続未勝利。片野坂知宏監督(49)も「チャンスはつくれているが、結果0点なので課題と向き合わないといけない」と険しかった。