J2は残り2試合となり、上位3チームに絞られたJ1昇格争いは激しさを増してきた。

  勝ち点 得失点差

<1>徳島  81  +34

<2>福岡  78  +19

<3>長崎  76  +25

残り2試合は

<1>徳島(H大宮、A福岡)

<2>福岡(A愛媛、H徳島)

<3>長崎(H甲府、H金沢)

次節16日に徳島が勝てば昇格決定で、福岡が引き分け以下で優勝が決まる。逆に徳島が敗れ、福岡と長崎が勝つ状況となれば優勝、昇格争いともに最終節までもつれることになる。

首位の徳島は14日、大宮戦(16日、鳴門大塚)に向けた練習後、オンラインで取材に応じた。昇格に王手をかけて●△と足踏みが続く。リカルド・ロドリゲス監督(46)は「選手はみんな冷静にやれている。次の試合で結果を残せればと思っている」と穏やかな表情で話した。

選手にも追い上げられている危機感は見られない。主将のMF岩尾憲(32)は2節前の水戸戦を「気負いが多かった。『高校選手権を戦ってるんやないんやから』という感じ。結果を求めてプレーが散漫(と)していた。(前節の)千葉戦は修正してらしさが戻っていた」と振り返る。その上で「伸び伸び楽しみながらやってほしい」と求めた。

チーム得点王でリーグ3位16得点のFW垣田裕暉(23)も「自分が主役になって(昇格を争う)こういう経験はない。充実してやれている」としびれる舞台を楽しむ空気がある。

最終節はアウェーで福岡との直接対決。何がなんでもホーム最終戦で決める思いは強い。指揮官は、引き分けでも昇格決定の可能性がある大宮戦に向け「勝ち点3をとりにいく姿勢で戦いたい。われわれがしっかり勝てば、他チームの状況を気にする必要はない」と自信を示した。