セレッソ大阪は5日、J2ヴァンフォーレ甲府からFW松田力(29)が完全移籍することを発表した。16年からC大阪に在籍しているDF松田陸は双子の兄。

大阪府生まれの松田力は、立正大淞南、びわこ成蹊スポーツ大を経て名古屋グランパスに入団。その後はアビスパ福岡などでもプレーして、J1通算65試合7得点、J2通算155試合26得点の実績がある。

本人は「小さい頃から見ていた地元クラブの一員になれることを大変うれしく思います。自分のプレーを発揮し、いち早くチームになじみ、セレッソがタイトルを取れるように貢献したい。サポーターのみなさんには見慣れた顔がもう1人増えますが、お間違えのないよう、よろしくお願いします」とあいさつ。

双子の兄、松田陸もこの日、契約更新することが発表され「今季から弟の力がC大阪に加入することが決まりました。夢であった兄弟で一緒にプロの世界でプレーする願いがこのチームでかなったこと、とてもうれしく思います」と喜び合った。