新型コロナウイルスの陽性者を初めて出したガンバ大阪は4日、下部組織を含むクラブ関係者225人がPCR検査を受けた結果、新たに選手1人に陽性判定が出たと発表した。他の224人は陰性だったが、これで選手5人、スタッフ1人の計6人に陽性判定が出たことになり、大阪府からはクラスター（感染者集団）と認定された。昨年はサガン鳥栖、柏レイソルも認定されていた。

これでG大阪は3日のアウェー名古屋グランパス戦に続き、6日のホーム開幕となる、鹿島アントラーズ戦（パナスタ）も中止が決まった。試合の代替日などは協議中。3日までに計5人の陽性者を出したG大阪は名古屋戦が中止となり、一夜明けたこの日、範囲を広げて検査していた。当面はチーム活動を休止する。