浦和から今季、京都サンガへ加入したMF武富孝介(30)が17日、中止となった13日の大宮アルディージャ戦について「中止は初めての経験」と明かした。この日は、21日ジュビロ磐田戦(サンガS)に向け、京都・城陽市で調整を行った。

大宮戦は武富のゴールで1-0とリードしながらも、前半19分に雷雨のため中断。天候が回復せずに中止となった。再試合(NACK)は24日で、中止した前半19分時点から再開される。

「中断も初めてです。19分から1-0ですが、意識せず、試合開始から(ゲームを)するんだ-というイメージで臨んだ方がいいのかなと思います」

優勢に進めた試合だが、再試合には油断を廃して臨む。

曹貴裁監督(52)は、大宮戦を振り返り「得点につながらないプレーを、そぎ落としていく中で、ゴールまでいけたのは、狙いが浸透してきたことだと思う」。一定の手応えを実感しつつも、磐田戦へ「警戒するところは警戒して、対策を立てるが、自分たちの良さを出しながら、彼ら(磐田)の良さを抑えていく」と語った。