川崎フロンターレとFC東京が、今季初となる「多摩川クラシコ」を戦い、川崎Fが同クラシコ4連勝を飾った。

前半から川崎Fが強度の高い守備で敵陣でボールを奪い、攻撃につなげるシーンが続いた。前半8分、同17分とレアンドロ・ダミアン-家長のホットラインで立て続けにゴールを奪った。

東京は後半13分、アダイウトンのゴールで反撃ののろしを上げたが、直後に川崎F・三笘が相手DFからボールをさらって今季4点を決めるなど流れは渡さなかった。

鬼木監督は「球際、切り替えの部分で劣ったら東京のゲームになってしまう。自分たちが上回らなければならないと、選手がプライドを持ってやっているのがすごく頼もしい」。選手たちの気迫をたたえた。

相手のミスを逃さない川崎Fの試合巧者ぶりが際立ち、点差以上に内容に差があるゲームとなった。

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