ガンバ大阪は0-0で清水エスパルスと引き分けて、今季ホーム初勝利はまたもお預けとなった。

前半にFW宇佐美とMF井手口のシュートが、クロスバーやポストに嫌われるなど不運があった。後半は清水のカウンターに苦戦し、結果は妥当ともいえるドロー。開幕6戦目で5度目の無得点試合となった。

前節鳥栖戦は開幕5試合目でようやくチーム初得点が生まれ、初勝利。この日、2戦目での本拠初勝利を逃した宮本監督は「あと10メートル進む、ボールを運ぶという作業、その回数を増やすということ」と、敵陣奥深い位置まで進入できていない現状を指摘した。

新型コロナウイルスのクラスターが発生し、他クラブより1カ月近くチーム作りは遅れている。MF小野瀬は「全体的にはよくはなっているが、攻撃は改善するところがある」。通算1勝3分け2敗となり、今後の巻き返しが求められる。