FC今治の元日本代表MF橋本英郎(41)が今季初ゴールを決め、J3最年長得点記録を塗り替えた。

2日のテゲバジャーロ宮崎戦の後半11分、DF駒野友一の右からのクロスを相手GKがパンチングでクリアすると、そのこぼれ球を左足で決めた。

41歳11カ月11日でのゴールは、鳥取のFWフェルナンジーニョが昨年12月20日の熊本戦でマークした39歳11カ月7日を更新するJ3最年長得点となった。

橋本のJリーグ戦でのゴールはJ3C大阪U-23時代の16年以来5年ぶり。今季は開幕から6試合連続で先発し、同じく元代表のDF駒野らとともにJ3で奮闘している。

J1では通算339試合19得点。G大阪では05年のリーグ優勝や08年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇など数多くのタイトルを獲得。10年には6試合連続ゴールを達成し、31歳3カ月での6試合連続ゴールは今もJ1の日本人最年長記録として残る。

日本代表ではオシム監督と岡田武史監督(現今治会長)時代の07~10年に国際Aマッチ通算15試合に出場している。

◆J3年長ゴール記録5傑

橋本英郎(今治=21年)41歳11カ月11日

フェルナンジーニョ(鳥取=20年)39歳11カ月7日

稲本潤一(相模原=19年)39歳8カ月28日

駒野友一(今治=20年)39歳1カ月28日

前田遼一(岐阜=20年)39歳0カ月26日