伊賀から移籍加入したFW道上彩花(26)は体を張ったプレーが持ち味だ。動き出しの初速を上げたり、倒れない体作りを意識して練習に取り組んでいる。

新潟デビュー戦となったプレシーズンマッチ初戦のノジマ相模原戦で華々しいスタートを切った。新シーズンのチーム初ゴールを決めると、さらに1点を奪い、6-0圧勝の火付け役となった。「毎試合ゴールを取りたい気持ちでずっといる。なかなか難しいことだとは思うが、そのくらいの気持ちで1試合1試合取り組みたい」。

「脳トレ」と称し、休日はゲームでリフレッシュする。あまり外に出掛けるタイプでないと言い、ゲームが大好き。みんなでできる「マリオパーティ」がおすすめだが、コロナ禍で今は1人、パズルゲームに熱中している。「頭も働くし、リフレッシュもできるし、一石二鳥と都合よく考えている」と笑う。

9月開幕のリーグ戦では2桁ゴールを目標に置く。「チームの勝利に貢献することが一番大事。そのためにFWとして得点でチームに貢献したい」。目の前の試合に集中し、チームの新たな得点源になることを意識している。【飯嶋聡美】

◆道上彩花(みちがみ・あやか)1994年(平6)7月27日生まれ、徳島県出身。常盤木学園高卒業後、13年にINAC神戸に入団。19年に伊賀に移籍した。12年のU-20日本女子代表入りし、W杯出場。169センチ、65キロ。背番号34。愛称ゴロリ。