サッカー女子WEリーグのINAC神戸は13日、なでしこジャパン選出経験を持つFW京川舞(27)がバセドー病(甲状腺機能亢進(こうしん)症)と診断されたことを発表した。

3月31日の健康診断で再検査となり、神戸市内の病院で精密検査を受けた。4月21日に診断されたといい、早期発見で軽度の症状。当面の間は運動を控え、薬物治療を行っていくという。

常盤木学園高(宮城)時代から注目を集めてきた京川は、12年にINAC神戸へ入団。同年になでしこジャパンへ初選出されていた。

コメントは以下の通り。

INAC神戸のファンのみなさん、いつも応援ありがとうございます!! 京川舞です! 

私にとってINAC神戸に入団して10年目の節目となる今年、心待ちにしていた女子プロリーグのWEリーグが開幕します。

オフシーズンが開けて2月から自主練習が始まり、自分の身体に変化がありました。休み疲れかなと思っていたのですが、メディカルチェックで異常が見つかり、検査をしたところバセドー病だと判明しました。

チームが始動して2カ月近くたつのに、調子が上がらず不安な日々が続きましたが、監督やコーチが私の体調の変化に気づき検査を進めてくださったことに感謝しています。病気が見つかり安心しましたが、しばらくして今までのようなサッカーができない現状にいら立ちと残念な気持ちが入り交じり、不安と焦りの気持ちで落ちこみました。

現在は、少しでもチームのためにできることを毎日考え、少しでも力になれるよう全力でサポートしています。

復活して試合に出ることを目標に、試合に出られなくてもチームの一員として頑張っていきますので、回復するまでの期間あたたかく見守ってください。これからも応援よろしくお願いします!