柏レイソルはサンフレッチェ広島に0-1で敗れ、7戦未勝利となった。前半から広島に圧倒され、耐える時間が続き、カウンターでわずかな好機はあったものの、得点を奪うことは出来なかった。ネルシーニョ監督は「いい守備から攻撃の流れはよくできていたが、最後の質が足りず敗戦をした」と、過去の敗戦と同様の言葉で試合を振り返った。

4月24日の徳島戦から白星が遠ざかっている。7試合勝利がないが、直近7試合で得点はわずか3。国際Aマッチ期間で準備期間はあったが、攻撃の歯車がかみ合うまでに至っていない。

指揮官は「この状況でも誰ひとりあきらめている選手はいない。状況を変えるには勝つしかない。そこはチーム全体の共通認識。最後の精度を上げて点が取れるチームにしていかないと、この順位を変えていくのは難しい。ただ、だれひとりあきらめていない。我々としては戦いを続ける」と前を向いた。