清水エスパルスはアウェーで最下位・横浜FCと1-1で引き分けた。

セットプレーからDFヴァウド(29)が、今季2点目となる同点ゴール。辛くも勝ち点1を積み上げた。

前半は、主導権を握られる時間帯が続いた。クロスから同45分に先制点を許したが、後半に盛り返した。同36分、途中出場のMF河井陽介の右CKをヴァウドが押し込んで同点。試合を振り出しに戻した。さらに攻勢を強めて同40分。FW指宿洋史がクロスを頭で合わせるも、ポストに嫌われた。ロスタイムにも波状攻撃を仕掛けたが、得点は生まれなかった。最後まで勝ち越し点を奪えずに試合終了の笛。最下位チームを相手に勝ちきれず、今季初の連勝を逃した。

それでもリーグ暫定14位に順位を上げた。次節は来月4日、大分と対する(アイスタ、午後6時)。ホームで白星をつかんでみせる。

▽ロティーナ監督 前半の攻撃は、焦って狭いスペースを突いてしまった。(後半は)同点ゴールの後もチャンスをつくれた。最後まで勝ちを目指す姿勢を示してくれた。

▽DFヴァウド (同点ゴールは)練習の成果が形となって現れた。耐える時間も長かったが、最後は我々の闘志が実ったと思う。