9月開幕の「WEリーグ」に参戦する、アルビレックス新潟レディース(L)は28日、日本精機と「にいがた活性パートナー」契約締結記者会見を行った。同パートナー契約締結は4社目。

長岡市に本社を置く日本精機は、車載計器事業やOA機器操作パネル等の製造・販売等のコンポネント事業を展開している。佐藤浩一代表取締役社長(58)は「WEリーグが象徴する女性の活躍や多様性の尊重は、我々が本格的に取り組み始めたSDGsの活動と通ずるところがある」。新潟Lの山本英明代表取締役社長(48)は「長岡から世界に羽ばたく日本精機さまから、スポーツ振興の後押しをいただくことは大きな明るい出来事です」と話した。

日本精機開発の製品で新潟Lの活動もサポートする予定。コロナ禍で新たに開発されたオンラインコミュニケーションデバイス「Telepre/テレプレ」の実演も行われた。『会いたいけど会えない』そんな時に身近に相手を感じることができる製品。ヘッドアップディスプレーの技術を使い、まるで人が目の前にいるかのように見えると言う。体験をした新潟Lの三浦は「本当に会っているような感覚で会話ができた。ファンの皆さんと近づける機会になる」と感想を伝えた。今後はファンやメディアとのコミュニケーションツールとして活用される予定。その他に、長岡市を中心にサッカー教室の開催などの地域社会貢献に取り組んでいく。【飯嶋聡美】