日本代表歴のあるポルトガル1部ポルティモネンセDF安西幸輝(26)が、鹿島アントラーズに復帰することが16日までに濃厚になった。複数の関係者によると、今夏の移籍に向けて両クラブの交渉が最終段階に入っており、安西は鹿島へ復帰する意思を固めているという。

安西はJ2東京V、鹿島を経て19年夏にポルティモネンセに移籍した。1年目は23試合1得点、2年目の昨季は31試合に出場。主力選手として活躍し、日本代表にも招集された。ポルティモネンセとの契約はまだ残っていたが、日本に戻ることを決意し、鹿島から再び日本代表入りを目指す。

左右のサイドバック、2列目と複数のポジションをこなし、明るいキャラクターでチームを盛り上げる安西の獲得は、後半戦の巻き返しを図る鹿島にとっては大きな戦力となりそうだ。