北海道コンサドーレ札幌は30日、ガンバ大阪と札幌厚別で対戦する。MF金子拓郎は試合当日が24歳の誕生日。「誕生日だからとかではないけど、結果というのは常に狙っているので得点やアシストだったり結果でチームの勝利に貢献できたら」とバースデー弾へ、気合を入れる。

元々は3月18日に札幌ドームで予定されていた試合で、G大阪に新型コロナウイルス陽性者が発生したため、日程が変更された。札幌にとっては約3週間ぶりのリーグ戦。チームは1週間オフを取り、連戦による疲れをリフレッシュしてから練習を再開し、2週間はじっくり戦術トレーニングに取り組んできた。相手は中2日で代替試合をこなしている。金子は「中断明けで僕たちにとっては久しぶりの試合。日程的には多少楽。絶対に負けられないなと感じている」と話す。

東京五輪世代。1次リーグ3連勝で8強入りした同世代の姿に「現時点で五輪に選ばれているメンバーには自分は負けている。そういう選手を追い越すためには札幌で結果を残し続けるしかない」と刺激を受けている。気持ち新たに臨む記念日マッチは、自らが祝砲を放つ。【保坂果那】