川崎フロンターレは5日、ルヴァン杯準々決勝第2戦で、浦和レッズをホーム等々力に迎える。

1-1で引き分けた第1戦では、センターバック(CB)を務めたジェジエウ、車屋がともに負傷交代した。DF谷口も離脱しており、先発で起用できるCBの選択肢は少ない。

鬼木監督は3日のオンライン取材で「状況次第。長くなりそうな人もいれば、なんとかギリギリ間に合うかどうか…という感じもある。明日最後の調整で、誰がどれだけできるのかは見極められるのかな」と話しており、先発のチョイスはギリギリまで悩むことになりそうだ。

そんな状況にも、チームに暗い雰囲気はないという。指揮官は「誰とは言わないけど、(CBに)立候補する選手もいた。どこまで本気か分からないけど、クリア練習をし始める姿を見ていると、ネガティブさはないと見て取れる」と笑って明かした。

FW小林も「誰が出ても本職ではない可能性が大きいけど、『それってポジティブにとらえられるよね』とノボリ(DF登里)と話していた。ミスしてもしょうがないし、思っていたよりできたら評価が上がるので、プラスの要素しかない。誰が出ても支え合おうと話した」という。

第1戦では最終的に、MF山村とDF登里がCBに入った。5日、等々力のピッチで最終ラインに並ぶのは、どんなメンバーになるのだろうか。