セレッソ大阪は完敗で2連敗を喫した。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を含めて公式戦は3連敗ですべて無得点。8月末にコーチから途中就任した小菊昭雄監督(46)は、公式戦3勝4敗となった。試合後の主な一問一答は次の通り。

-試合の総括

小菊監督 中2日、アウェーで選手はかなり疲れて満身創痍(そうい)の中、最後まで勝利を目指して戦ってくれたこと、走ってくれたことに感謝したい。

-パスのずれなど目立った

小菊監督 私が監督になってからビルドアップは、立ち位置を含めて選手には常に要求しているところ。私が監督になって3週間、新たな挑戦に向けて選手は一生懸命取り組んでくれている。立ち位置、パスの質、サポートを含めて、1つ1つ時間をかけて成熟させていくしかない。中2、3日の試合が続くが(戦術の)落とし込みは毎日大切にし、ミーティングもやっていきたい。

-後半途中に4人同時交代の采配があった

小菊監督 試合プランとしてはやはりこれだけの連戦、しかもACL後のアウェーでの中2日。あらかじめ前線の選手4人には、しっかり力を出し切ってバトンを渡してほしいと、途中で入る4人にもいくぞと伝えていた。

-同じような失点になった

小菊監督 1、2失点目も私たちが予測していた現象だった。中を締めるところ、背後への対応も今日のミーティングで、選手には相手のストロングポイントだと伝えていた。ポジショニング、予測、チャレンジ、カバーはビルドアップ同様に、1つ1つ時間をかけて、全員で共有していかないといけないと痛感している。