エスポラーダ北海道は立川・府中に2-3の逆転負けを喫し、水上玄太主将(38)のリーグ通算400試合出場達成を勝利で飾れなかった。東京オリンピックなどの中断明けで約2カ月半ぶりの一戦は、2-2から残り1分27秒で勝ち越し点を奪われた。前人未踏の記録を達成した水上は無得点に終わり「勝ってみんなで喜び合いたかった」と、悔しさをにじませた。

花巻所属だった07年のリーグ開幕時からプレーを続けるベテランは、09年に北海道に移籍し、通算15シーズンで欠場はわずか14試合。「自信がないので休むのが不安」と話す練習の鬼だ。そのためにも体のケアに気を使う。Jリーグ界のレジェンド、横浜FCのFWカズ(三浦知良)が12年にチームにスポット参戦した時、練習前の準備に1時間掛けていた姿を覚えているからだ。

この日、試合前練習で、チームメートが水上のお面を顔に当てて入場するなど盛り上げた。今季チーム最多4得点のストライカーは「引退するまでもっともっとたくさん試合に出たい。チームの力になれるうちは頑張りたい」。次節の17日北九州戦(旭川・道北アークス大雪アリーナ)で3試合ぶりゴール、5試合ぶり白星を目指す。【保坂果那】