4大会ぶり21度目出場の滝川第二(兵庫)は2回戦(12月31日)からの登場となり、仙台育英(宮城)との対決になった。

神戸市内でリモートで参加した藤田仁朗主将は「まずは一戦必勝です。今いるメンバーで全国の経験者は1人もいない。(全国が)どういうレベルかも分からない。怖さよりも、ワクワク感の方が大きいです」と話した。

元日本代表FWの岡崎慎司(現スペイン2部カルタヘナ)らを輩出した滝川第二は、2010年大会で全国初優勝。鹿島アントラーズのアカデミーなどで、豊富な指導経験を持つ亀谷誠監督(53)が昨春に就任。11大会ぶりの全国制覇を目指す。

亀谷監督は「(過去に)全国制覇をしたという経験が、相手にとってプレッシャーになってくれればいい。私たちに重圧はないです。頂点を見据えながら、目の前の試合に全力を尽くしたい」と話した。

激戦区の大阪を制し6大会ぶり出場の阪南大高は、1回戦(同29日)で丸岡(福井)と。10大会ぶり出場の奈良育英は、専大北上(岩手)との対戦(同29日)。阪南大高-丸岡、奈良育英-専大北上の勝者が2回戦(同31日)で顔を合わせる。

今夏の高校総体(インターハイ)ベスト8の東山(京都)は、2回戦(同31日)で初出場の市立長野と対戦する。