J2アルビレックス新潟のMF高木善朗(28)が今季最終戦での白星締めを誓った。

2日間のオフが明けた1日は聖籠町での練習に参加。軽快な動きで好調をアピールした。ホームで行われる5日町田戦に向け、「アウェーで負けた相手に2回は負けられない。昇格がなくなった中でも試合を見に来てくれるサポーターのためにも勝ちたい」と意気込んでいる。

新潟在籍4年目の今季はここまで全41試合で先発出場を続け、10得点14アシストはともにキャリアハイを更新する。被ファウル数133もリーグ断トツの多さだが、ケガなくチームの攻撃をけん引する。パフォーマンス向上の要員は徹底した自己管理。サプリメントの開発・販売を行うノーム株式会社で定期的に血液検査を行い、専属の管理栄養士指導のもとサプリ摂取スケジュールや食事内容を工夫した。「サプリに加え、最近はモロヘイヤや焼き魚を食べて鉄分を多く摂取している。奥さんが協力してくれて助かる」と笑顔を見せる。

リーグ最終節・町田戦では第23節京都戦(7月17日)ぶりの得点を狙う。「ゴールを取っていい形でシーズンを終えたい」と決意を示した。【小林忠】