名古屋グランパスのマッシモ・フィッカデンティ監督(54)が、来季の指揮に意欲を示した。

4日の最終節、浦和レッズ戦(豊田ス)に向けて愛知県内で練習後にオンラインでの会見に臨んだ。今季はルヴァン杯を初めて獲得し、J1リーグは4位鹿島アントラーズに勝ち点1差の5位につける。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の可能性も残しており、「ACLの可能性あるなら、あきらめずにやりたい」と話した。

会見前に名古屋の小西社長と会談したことも明かした。続投は基本線だが、「社長とも会うことができて評価してもらった。大きなサポートをし続けてもらうためにも満足せずに止まることなく進めていきたい。チームがどうなるかで結果で評価される立場。さらにグランパスを強くするためのエネルギーに満ちている」と熱く語った。