J2で今季14位の栃木SCは15日、来季から時崎悠氏(42)が新監督に就任すると発表した。

1998年にベルマーレ平塚(のちに湘南ベルマーレ)に入団し、水戸ホーリーホック、FCペラーダ福島(現福島ユナイテッドFC)でプレー。11年に現役引退した後、12年から福島監督を務め、その後は湘南ユース監督などを歴任。昨季は再び福島の監督を務めていた。

時崎監督はクラブの公式サイトを通じて「『KEEP MOVING FORWARD』という素晴らしいクラブフィロソフィーのもと、栃木スタイルの構築と体現を追求していきます。アグレッシブなフットボールでスタジアムで声援を送ってくださる皆さまと一体となり戦い、勝利をつかみ取るために全力を尽くします」と誓った。

福島県出身だが、両親は栃木県出身であり、自身も栃木・作新学院高を卒業している。「プロ選手として活躍するきっかけをくれた場所でもあります。県民の日、6月15日生まれでもあることから不思議な縁を感じています」などとつづり、来季の巻き返しへ意気込みを見せた。