長崎・国見高で監督を務め、03年度大会まで戦後最多6度の選手権Vを飾った小嶺忠敏さん(現長崎総合科学大付監督)が7日午前4時24分、肝不全のため長崎市内の病院で亡くなった。76歳。

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国見高OBで、全国高校選手権で通算17得点の大会最多記録を残した仙台大・平山相太コーチ(36)が、小嶺忠敏さんの訃報を受け、所属事務所を通じてコメントを発表した。

「小嶺さんの訃報にとても驚いています。国見高校で小嶺さんと共に過ごした日々が人生の糧となり、今の自分の原動力となっています。今僕は、小嶺先生と同じ監督を目指しています。今後は小嶺先生のようにサッカーを通して選手の成長をサポートできる指導者を目指したいと思います。心よりご冥福をお祈りいたします」

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