ヴィッセル神戸は16日、日本代表が出場するW杯アジア最終予選に関する新型コロナウイルス感染症対策に対し、日本サッカー協会に上申書を提出したことを発表した。浦和、東京、川崎F、湘南、清水、広島との連名となる。

クラブの発表では「通達された本件感染症対策案は、厳しいものであり、改善の余地があると考えております」とした上で、「今般のFIFAワールドカップ・アジア最終予選の試合の開催およびそれに向けた日本代表合宿を日本において執り行うにあたり、本感染症対策案とは異なる、合理的に必要最小限といえる内容の感染症対策案を策定いただくべく日本サッカー協会に改めて協議のご依頼をしております」と記している。

W杯アジア最終予選の中国戦(27日)、サウジアラビア戦(2月1日、ともに埼玉)に向けたサッカー日本代表の活動に招集された国内組が、コロナ対策のため終了後に2週間の隔離に入ることについて、FW大迫勇也が所属する神戸の三木谷浩史会長が自身のツイッターで反発していた。

これについて、この日取材対応した日本代表の森保監督は「政府の決定に従って活動する。与えられた条件の中でベストなチームを準備する」と話すにとどめた。