J2のV・ファーレン長崎は1月31日、高田春奈社長(44)が2月28日付で退任することを発表した。3月15日付でJリーグの常勤理事に就任するため、としている。

同社長は通販大手「ジャパネットたかた」の創業者でもある高田明氏の実娘で、20年に就任した。

クラブを通じて「社長就任後すぐに、コロナ禍での経営となりました。世界中にとって試練の時間ではありましたが、その労苦を感じるよりも、むしろ長崎の皆さんの愛情やスポーツの持つ力を感じさせてくれた素晴らしい時間でした。どんな状況にあっても、このクラブを必要だと思って支えてくれる人たちの存在は、私達にサッカーがもたらすたくさんの夢や希望、つながりを感じさせてくれました」などとコメントした。

後任を含めた新体制は、「近日中に発表する」としている。