ワールドカップ(W杯)イヤーとなる2022年のJリーグは18日に開幕します。今季達成されそうな記録など知っておいて損はない、注目すべき数字を取り上げ、数々の見どころを随時紹介します。
高校サッカー界ナンバーワン選手、MF松木玖生(18=青森山田)が今季からJ1東京に加わる。ボランチを主戦場にしながら高校選手権で歴代3位タイの通算10ゴール。その大物新人は「今季から結果を出したい」と、開幕からのスタメンを目標に掲げる。
東京は川崎Fとの「多摩川クラシコ」で今季の戦いをスタート。先発に限らず、高卒新人がJ1開幕戦でデビューし、ゴールを決めるようなことがあれば、1994年の市原FW城彰二(鹿児島実)、1998年の磐田FW高原直泰(清水東)に次いで24年ぶり3人目。日本代表のエースFWとして活躍した2人に次ぐ快記録達成なるか注目される。
今季の東京はアルベル監督が新たに就任。J2新潟の監督時代からスタメンを固定する傾向はあったものの「チャンスがなければ若い選手は成長しない」と、若手にも出場機会を与え、成長をうながしてきた。スペイン1部バルセロナのアカデミーで若手の発掘、育成のスペシャリストとして活躍した指揮官の下なら、そのチャンスは訪れるはずだ。
東京の前線は今季もブラジル人トリオが陣取るが、スペイン人監督が目指すボール保持率を高めるスタイルを構築する上で生命線となるのが中盤の動き。「負けん気を持ちつつ、聞く耳を持って、下からはい上がりたい」。持ち前のメンタルの強さを発揮し、プロ1年目から結果を求める。
【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)
◆新人がJ1開幕戦で初出場初得点 高卒新人は94年の市原FW城彰二(鹿児島実)、98年の磐田FW高原直泰(清水東)の2人が達成。大卒新人では96年の名古屋MF望月重良(筑波大)、09年の横浜FW渡辺千真(早大)、20年の横浜FC・MF瀬古樹(明大)の3人が記録。また、99年のV川崎MF小林慶行は駒大在学中に開幕戦で初出場初ゴール。01年の広島DF田中マルクス闘莉王(渋谷幕張)も記録しているが、当時は登録名トゥーリオでブラジル国籍だった。



