今季J2水戸ホーリーホックから加入した浦和レッズMF松崎快(24)は、J1初ゴールを決めるも悔いの残る一戦となった。

前半5分、ゴール前でヴィッセル神戸FW大迫と接触した際のプレーが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の末にPK判定を受けた。「そこで落ち込んでもしょうがないので、自分が取り返す気持ちで」。

結果的にPKはGK西川が阻んだが、前半10分に神戸FW武藤が先制ゴール。それでも強い気持ちのまま直後の前半12分、松崎はペナルティーエリア内でパスを受けると、相手をかわし自らの左足で同点ゴールを奪った。

試合は2-2の引き分けに終わり勝ち点1。初得点の喜びよりも悔しさが勝った。「結果論ですけど、自分が2点目を決めていれば終わっていた試合。このクラブはちょっと通用したとか、正直いらない。いかに勝ちに貢献出来るかで、通用するしないを悠長に待ってくれるクラブじゃないので、もっとやらないといけない」。強烈なハングリー精神を隠さない。次は勝利に直結するゴールを決める。