J1清水エスパルスの日本代表GK権田修一(33)が「スター軍団」の個人技を警戒した。19日のホーム神戸戦に備え、17日は静岡市内で調整した。次戦の相手は、Jリーグ屈指のタレントを誇る難敵。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)や日本代表FW大迫勇也(31)ら、ワンプレーで局面を変える選手がそろっている。神戸は今季リーグ戦未勝利。それでも、権田は「選手個々の能力は高い」と気を引き締めた。

清水は今季、リーグ戦4試合中3試合で先制されている。試合をひっくり返せるだけの圧倒的な攻撃力を披露できていないだけに、先手を取りたい。権田は「消極的と言われないようなサッカーを見せないといけない」と誓った。サポーターが期待するのは、失点を恐れずに攻める積極的なプレー。最後のとりでとして構える守護神は、アグレッシブに戦うチームを最後方から支える。【神谷亮磨】

○…神戸戦では、先着1万8000人の来場者に、清水のエンブレムや30周年記念ロゴなどがデザインされた「サポーターズポンチョ」が無料で配られる。毎年1回行う「ガールズデー」のイベントも実施。スタジアムグルメを購入した先着1500人の女性に、非売品の「パルちゃんパスケース」をプレゼントする。クラブの担当者は「さまざまな企画を用意しているので、ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼びかけた。