北海道コンサドーレ札幌は25日、26日に予定されていたルヴァン杯京都戦(札幌ドーム)の開催中止を発表した。京都に新型コロナウイルス陽性判定を受けた選手、スタッフが複数出たため、協議の結果、決定された。札幌・宮の沢での前日練習を行い、準備を整えていたペトロビッチ監督(64)は「勝てば1次リーグ突破が近づく試合。勝利を目指して全員で戦いたい」と、2連勝へ向けて意気込んでいたが、仕切り直しとなった。

代替の試合開催日は未定。だが今季はW杯のためにJリーグの期間が短く、過密日程。別日に試合が組み込まれると連戦は避けられない。中止の可能性も想定していた指揮官は「他のチームが試合がないなか戦うのは日程的に厳しい。選手のコンディション面に細心の注意を払っていかないといけない」と話していた。札幌は1勝1分けで現在京都と並んでC組首位に立っている。