1日に高卒新人としてヴィッセル神戸入団が決まったMF日高光揮(18)が3日、オンラインで行われた入団会見に参加した。

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2月に兵庫・相生市にある通信制の相生学院高を卒業した。神戸の練習参加を経て、他の選手よりは決定は遅れたものの、入団を勝ち取った。

「自分の特長はボール奪取能力。攻守にハードワークし、ボールを奪って前線の選手を生かすこと。(入団が)決まって素直にうれしい。これからは結果で見せたい」

本職はボランチで、相生学院高ではチーム事情でセンターバックも務めた。今冬の高校選手権兵庫県大会では初めて決勝に進出。滝川二に敗れたものの、存在感を示した。

堺市生まれで176センチ、72キロの日高は、既に選手登録を済ませ、Jリーグデビューを目指す。「まずベンチに入れるように、日々努力を積み重ねていきたい。技術面はまだまだ足りない。(神戸には山口)蛍さんのように、参考にする選手はたくさんいる」。スター軍団の中で、雑草魂を武器に主力定着を狙う。