京都サンガが、J1では02年以来の3連勝を逃した。

雨と強風の中、前半2分にMF武田が左足で強烈なミドルを放つも、惜しくもポストにはじかれた。同12分に1点を失ってからも、何度かチャンスを作りながら最後までゴールを奪えず。3月19日東京戦以来、リーグ戦5試合ぶりの黒星を喫した。

勝てば元韓国代表のスター選手でマンチェスターUにも在籍したMF朴智星、MF松井大輔、FW黒部光昭らを擁した02年第2ステージ以来(当時は延長戦あり)の3連勝だった。

曹貴裁監督(チョウ・キジェ、53)は「(プレーの)予測、球際の強さなど、どんな相手でも平均的に出さないといけない。相手によってアグレッシブさが消されてしまうのであれば、改善が必要」と指摘しながらも「目の前の勝ち点3を取ることは達成できなかったが、(選手に)エネルギーは感じることができた」と語った。

3連勝なら、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)圏内(3位以内)にジワリと近づいていたが、ホームで悔しい敗戦となった。