サンフレッチェ広島が首位鹿島アントラーズに快勝し、史上7クラブ目のJ1通算400勝を達成した。

元スイス代表FWベン・カリファとジュニオール・サントスの2トップの新システムで鹿島を翻弄(ほんろう)。34歳のMF柏好文が、19年6月30日の鹿島戦以来、2度目のマルチ得点で勝利に貢献し「強い鹿島相手に何もさせず完封できた」と胸を張った。広島は、日本代表森保監督が92勝、札幌ペトロビッチ監督が62勝と白星を積み上げてきた。チームのメモリアル勝利に、柏は「クラブの歴史に1勝を重ねて、歴史に名を刻めることが非常にうれしい」と笑みを浮かべた。