J2アルビレックス新潟DFの堀米悠斗主将と早川史哉副主将(28)が11日、新潟市立内野中を訪問し、3年生計239人を対象に約1時間、質疑応答形式で「キャリアアップ講話」を行った。

両選手は笑いを交えながら、自らの経験や考え、夢を実現するための思考や能力、社会で果たす役割について話をした。強い意志でプロ選手になるという夢をかなえた堀米は「後悔しない決断をしっかり自分でしてほしい」と語りかけ、早川は「今を楽しんで。いつか苦しい時期が来たとき、自分の好きなことが自分を救ってくれる。だからこそ『好き』をどんどん磨いてほしい」と投げかけた。

サッカー部に所属する鈴木琴太郎さんは「2人の言葉に圧倒された。サッカー以外の時間も大切にして、残りの中学校生活を過ごしたい」と声を弾ませた。講話終了後、2人は「みんな真剣に参加してくれた。今後も多くの選手がこのような場に訪問し、地域との協力、連係を深めていければ」と笑顔で話した。