川崎フロンターレは28日、U-18に所属するDF松長根悠仁、MF大関友翔の来季の加入が内定したと発表した。ともに名は「ゆうと」で、2人とも川崎市出身の高校3年生。松長根はU-12、13、15と小学生時代から川崎Fの下部組織で育った生粋の「川崎人」。身長179センチ、体重75キロで、トップチームのDF車屋紳太郎(30)を目標とする。

クラブを通じて「小さい頃からずっと見ていたフロンターレでプロサッカー選手になることができ、とてもうれしく思います。これまでお世話になった方々や、いつも熱い声援を送ってくださるサポーターの皆さんに恩返しできるよう頑張ります。まずはU-18で、クラブユース選手権優勝と、プレミアリーグEAST・ファイナル優勝という結果をサポーターの皆さんに届けたいです。自分の良さである勝ちに対する気持ちを前面に出し、1日でも早くトップチームで試合に出られるよう、日々努力していきます」とコメントした。

身長178センチ、体重60キロの大関は、日本代表MF田中碧(23=デュッセルドルフ)も、川崎FのU-18時代に身に着けた伝統の背番号「10」を背負う。

「川崎フロンターレU-18からトップチーム昇格が決まりました大関友翔です。小さい頃から憧れであった川崎フロンターレでプロサッカー選手になれることを、とてもうれしく思います。同時に、いつも応援してくれていた家族、友人、これまで指導していただいた方々、そしていつも温かい声援を送っていただいているサポーターの皆様にとても感謝しています。1日でも早くトップチームの試合に出て、恩返しできるように、人一倍の努力をしていきます。応援よろしくお願いします」とコメントした。

これで今季のアカデミーからのトップ昇格は、身長193センチを誇る17歳DF高井幸大(3年)に次いで、3人目となる。アカデミーからトップチームで活躍するMF脇坂泰斗(27)、または下部組織から世界へと羽ばたき、日本代表でも活躍するMF三笘薫(25=サンジロワーズ)、MF田中碧(23=デュッセルドルフ)、DF板倉滉(25=シャルケ)のように、川崎Fの誇りを胸に、1日でも早いデビューを目指す。