サンフレッチェ広島MF青山敏弘(36)が、クラブのJ1出場最多試合記録を更新する431試合出場を果たした。

ホーム湘南戦で今季3度目のスタメン出場。今季10試合目の出場で、試合をコントロールしながら展開にあわせたサイドチェンジなどで好機を演出した。

森崎和幸の記録を抜いての単独1位。試合後は、現在クラブ・リレーションズ・マネージャーを務める森崎氏から背番号「431」のユニホームを手渡され、笑顔を見せた。DAZNで解説を務めた森崎氏の双子の弟・浩司氏は「彼のこれまでの積み上げてきた数字もそうですが、やはり重みがある」と功績をたたえた。

岡山・作陽高から04年に入団した青山は広島一筋のプロ19年目。プロ3年目の06年7月19日名古屋戦でJ1初出場を果たした。度重なるケガに苦しむ時期もあったが、12、13、15年と3度のリーグ制覇に貢献し、15年にはMVPにも輝いた。

次は、史上14人目となるJ1通算450試合出場にも期待がかかる。長くチームを支えるベテランが、クラブの歴史に名を刻む記録をつくった。

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