ヴィッセル神戸が、MF汰木康也(27)の2発で4試合ぶりの勝利をつかみ、最下位から暫定16位に浮上した。通算6勝6分け13敗で勝ち点24、今季残りは9試合になった。

汰木は前半28分、相手守備のこぼれ球を拾い、左足で先制ゴール。同49分には右足で放ったシュートが相手守備に当たり、追加点となった。この2点をGK前川の好セーブもあり、最後まで守り切った。

浦和レッズから今季新加入した汰木は、23試合で4得点となった。神戸の複数得点は5試合ぶり。

7月16日鹿島アントラーズ戦で右足首を負傷し、離脱していたFW武藤はベンチ入りし、後半途中から出場した。この日はMFイニエスタがベンチ外となったものの、得点源の武藤の復帰は明るい材料だ。

神戸は札幌に対し、相性のよさを示すように対戦成績で6連勝となった。